リュウゼツラン-3
リュウゼツランが開花する前には、
中心部から花茎が1日に数センチの急速なペースでニョキニョキと伸びていきます。
最終的には数m~10mもの柱になり、そこから横方向に分かれた複数の花柄に、
逆さホウキのような形状の黄色い花がつきます。
開花期間は2週間ほどで、咲き終わって種を実らせると枯れてしまうそうです。
この竜舌蘭、茎の部分に糖分を多く蓄え、40kg位までおおきくなり
この「ピニャ」と呼ばれる茎の部分を収穫し、蒸して絞った汁を発酵させ、蒸留してできるのが「メスカル」というお酒。
なかでもメキシコ国内のハリスコ州サンティアゴ・デ・テキーラ周辺で生産されるものを「テキーラ」と呼びます。
村のいたるところに畑や蒸留所があり、産業はテキーラ一色。
一帯は「テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観」として世界遺産にも登録されている。
8月半ばでないと鎌倉に行けない友人から
「テキーラを飲みがてらメキシコへ行くのが良さそう」とメールがありました。
by NPHPID | 2018-08-06 10:14 | Trackback | Comments(0)