クロツラヘラサギは世界でも大変珍しい鳥種で、絶滅危惧保護動物に指定されています。
高雄国際線ターミナル70の壁画 クロツラヘラサギが沢山描かれています。
台南 七股地区 湿地帯に有るクロツラヘラサギの生態展示館たずねました。
毎年10月には台湾北方の韓国や中国東北地方から七股曾文渓の河口に飛んできて越冬します。
台湾で越冬する数はおよそ数百羽
クロツラヘラサギはパンダよりも数が少なく、またその大部分が七股曾文渓谷河口に飛んで来るそうです。
毎年9月から10月にやって来て、翌年3月から5月頃に飛び立ちます。
クロツラヘラサギは、北からロシア、中国、北朝鮮、韓国、日本、
台湾、香港、マカオ、フィリピン、ベトナムで確認されている。
こうしたアジア各国を渡るため、「アジアンバード」とも呼ばれているそうです。
海から流れ込んだ川でカキの養殖が行われています。
サギやシロガシラの姿は見えますが クロツラヘラサギは??
海岸近くへ向かうとクロツラヘラサギの看板
更に進みます。有りました。
ウエルカムボードには今日は23羽確認出来ると書かれています。
気持ちがはやります、 「ここでいろいろな資料を見てからでも大丈夫」
施設の方が日本語で生態など説明してくれます。
漁師は小魚をとらないのでそれを求めて様々な水鳥が集まってくるそうです。
別棟の観察スペースへ移動。
「デジスコに入っていますよ」
遙か遠くの干潟に、もぞもぞ動くクロツラヘラサギの姿が見えます。
昼間はあまり動きがなく夕方頃になると餌を求めて動き始めるそうです。
葛西臨海公園に入ったときに1羽見ましたがその時と同じくらい遠いです。
でもクロツラヘラが数羽います。 遠く霞んだ干潟に確かに動いています。
クロツラヘラサギ生態展示館
住所:台南市七股区十份里海埔47号
電話番号:+886-6-7881180
# by NPHPID | 2015-03-06 16:51 | 台湾旅行 | Trackback | Comments(0)