沖縄旅行-4
ヤンバルクイナを探して
初日夜明け前5:30ホテル出発。東シナ海沿いを北へ進み途中より林道へ。
「ヤンバルクイナ横断注意」の道路標識は見られるものの本物の登場はなし。
「あっ今横切った~」「みえなかった~」などなど2.3回の登場です。
晴れている日は最大30Mがいいところそれ以上は近づけませんのガイドさんの話。
2日目 6:00少し明るくなってからの出発に変更。
雨の日は気配が消えるので10Mぐらいまで近づけます。念願どうり朝から土砂降りの雨。
4人のオーラがフロントガラスの前面に集中します。前日と同じコースへ。
「いま~す。左脇に!」きのうは駆け抜けたのに今日は道端にとどまりついばんでいます。
何回かの出会いのあと村中でヤンバルクイナを守っている村へ。
「ここは犯罪がほとんどないので駐在さんはデジカメ片手にヤンバルクイナを追いかけています」
草むらからとことこ登場。ミミズを捕まえると踊るように草むらへもどっていきます。
HPHPトップページの画像をご覧ください。(リンクが貼れなくなってしまったので下記URLをご覧ください)
http://www.hi-ho.ne.jp/hosaka/hphp/
もう雛がかえっているようです。
山の方でヤンバルクイナの泣き声が聞こえます。
それに答えるようにヤンバルクイナの声がこだまのようにつながります。
縄張り宣言をしているそうで、この習性を利用して個体数の調査をしているそうです。
photo by KAICHO
ハブ退治のためにインドから持ち込んだマングースが自然繁殖し、ヤンバルクイナなどを
襲うようになったそうで、今はマングース捕獲対策に躍起になって取り組んでいるそうです。
進化の過程で飛べなくなったヤンバルクイナが開発や人間が持ち込んだ物で被害にあい、
種の危機にあっていることは痛ましいことです。
驚いたことに民家もなくすれ違う車もない林道でもすべてきれいに舗装されていました。
牧場、茶畑への作業道路として利用されているそうです。
by NPHPID | 2007-05-09 23:21 | Trackback | Comments(0)